STUDIO4℃ × NHKエンタープライズが贈る アニメーション × リアル映像で構成された地球温暖化学習に役立つ オリジナルストーリー「FUTURE KID TAKARA」誕生!
いま、私たちは深刻な気候危機のまっただ中にいます。世界の平均気温は、過去12万年間で最も暑くなり、このままでは1.5℃を超えてさらに上昇し、異常気象が頻発。食料や水の不足、難民の増加など、2100年には人類の生存に関わる事態が引き起こされるリスクが高まっています。私たちは、いますぐ行動を起こし、脱炭素社会へのパラダイムシフトを実現しなければなりません。中でも大切なのは、地球沸騰化の時代を生きていく当事者である子どもたちへの環境教育だと考えています。
そこで、長年地球の気候危機を伝え、解決策を訴えるドキュメンタリーを数々制作してきたNHKエンタープライズと、映画「海獣の子供」(19)、「映画 えんとつ町のプペル」(20)、映画「ChaO」(アヌシー国際アニメーション映画祭2025審査員賞)など、世界的な人気を誇るアニメーションスタジオのSTUDIO4℃がコラボレーション。このタッグで、リアルな映像とアニメーションで構成した、今までにない新しい学習教材が誕生しました。
今なら 未来は変えられる!
梶裕貴 吉田帆乃華 戸田恵子 豪華キャスト声優と サッカー界のレジェンドが出演!
子どもたちと一緒に「気候アクション」の 大切さをショートアニメで学べます!
完全オリジナルストーリーとなる「FUTURE KID TAKARA」は、2100年からタイムワープしてきた未来の子どもタカラが、12歳の少女サラやいとこのシュガーと一緒に温暖化の影響が出ている地球を探険します。そして、この美しい地球を守るために、わたしたちに今できる様々なアクションをおこすことに目覚めます。
主人公のタカラは、「進撃の巨人」エレン・イェーガー役、「僕のヒーローアカデミア」轟焦凍役、「ハイキュー!!」孤爪研磨役など数々のアニメで活躍する人気声優・梶裕貴。今回、天才科学者エイモリー博士と源じぃの声も担当し、3役を務めます。サラは、映画「火の鳥 エデンの花」コム役で好評を博し、大河ドラマ「べらぼう」にも、あやめ役で出演する子役の吉田帆乃華が担当。そして、サラのいとこシュガーと100歳の環境活動家ナオミ役は、様々なドラマや舞台で俳優として活躍し、「それいけ!アンパンマン」のアンパンマン役の声優としておなじみの戸田恵子が担当します。さらに、#6ではサッカー界のレジェンド、小野伸二・中村憲剛・内田篤がアニメキャラクターと共演、注目を集めています。
動画は各話5〜6分のショートアニメ。学校現場や、さまざまな環境学習の場で、無料で自由にお使いいただけます。さらに、先生向けに動画を授業で活用する際に参考になる「授業づくりアイデアシート」と子どもたちが使える「ワークシート」(日本環境教育フォーラム監修)、そして主題歌「地球のなみだ -FUTURE KID TAKARA -」(作詞:俵万智 作曲:前田泰弘)を2部合唱で歌える「楽譜」も掲載しています。いずれも先生方だけでなく、一般の方が動画を活用する際にも自由に使えます!
一人でも多くの方に、このショートアニメ「FUTURE KID TAKARA」をご活用いただき、地球温暖化をくい止め、気候アクションを広めていけたらと願っています。
この美しい地球を未来につなげるために。
企画プロデューサー:田中栄子(STUDIO4℃)
2100年から来た「未来の子どもタカラ」とその仲間たち。この愛しいキャラクターは、キックスターターというクラウドファンディングによって開発がスタートしました。賛同してくださった方々に心より感謝します。今回、まずは地球温暖化について学べる5分サイズのアニメとして子どもたちに届けることが決まり、科学者や教育の専門家から助言を受け、NHKエンタープライズと共に作り上げてきました。ファンタジーでありながら価値あるメッセージを提唱できる作品となっています。本作品の監督:佐野雄太氏がアニメの監督を目指した1番の理由は、アニメーションの力は世界を変えることができると信じたからです。この作品が子どもたちの、そして世界の人々の意識を少しでも変えることができたなら、こんな素晴らしいことはありません。未来の地球のためにこの作品を捧げたいと思います。
企画プロデューサー:堅達京子(NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー)
私は長年、気候危機を伝え、解決策を訴えるドキュメンタリーを制作してきました。このプロジェクトは、2021年放送のNHKスペシャル「2030 未来への分岐点」にSTUDIO4℃の田中栄子社長が共感してくださったことから始まりました。「今ならまだ間に合う! 未来は変えられる!」 日本が誇るアニメの力を使って、子どもたちにその思いを伝えられないか。報道出身の私にとってアニメは初挑戦。一方、田中社長は「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」でプロデューサーを務め、その後、STUDIO4℃を設立し「海獣の子供」や「映画 えんとつ町のプペル」など子どもたちの心に届く作品を作り続けてきた方です。この出会いで、業界の垣根を越えたスペシャルチームが結集。試行錯誤の末に、ワクワクするアニメに、今の地球で起きている異常気象や気候危機解決への取り組みを紹介する映像を組み合わせた、ユニークでインパクトのある作品が生まれました。この美しい地球を未来につなげるために、一人でも多くの子どもたちに届くよう願っています。
- アニメーション制作
- STUDIO4℃
- 監督
- 佐野雄太(「映画 えんとつ町のプペル」アニメーション監督)
- キャラクター原案
- 木村真二
- 脚本
- 小原信治
- 音楽
- 前田泰弘
- アニメーションプロデューサー
- 長谷川舜
- 企画プロデューサー
- 堅達京子(NHKエンタープライズ)
- 企画プロデューサー
- 田中栄子(Beyond C. /STUDIO4℃)
- ロゴデザイン
- 太刀川英輔(NOSIGNER 公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会理事)
- 科学監修
- 江守正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授)
- 教育監修
- 阿部治(公益社団法人 日本環境教育フォーラム理事長)
FUTURE KID TAKARA製作委員会(NHKエンタープライズ/Beyond C.)
公益財団法人イオン環境財団は、FUTURE KID TAKARAプロジェクトに特別協賛しています。
公益財団法人イオン環境財団について
地球環境をテーマにした日本初の企業単独の財団法人として1990年に設立、本年35周年を迎えます。アジアを中心とする世界各地での累計1260万本以上の植樹など地球環境を守る活動や助成・顕彰・共同研究を行い、環境教育に力を入れている公益財団法人です。
メッセージ
イオン環境財団は、1990年に日本で初めて地球環境をテーマにした企業単独の財団法人として活動を開始し、本年、設立35年という節目を迎えました。
設立以来、「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオンの基本理念に基づき、植樹や環境教育など次代につながる活動を国内外で展開してきました。
このたび、映像を通じて楽しく「気候のいま」を学べる「FUTURE KID TAKARA」プロジェクトに深く共感し、特別協賛を決定しました。本プロジェクトが学校や家庭、地域コミュニティに広がり、世代や立場を越えてひとつしかない地球を守るためのアクションにつながることを願っております。
イオン環境財団は、未来を担う子どもたちとともに木を植え、学び合い、行動することで、「持続可能な社会」という宝ものを育んでいきます。皆さまもぜひ私たちと一緒に、地球の未来を切り拓く旅にご参加ください。
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)について
1993年の開幕以来、「地域と一体となったクラブづくり」を重要な活動方針と定め、「Jリーグ気候アクション」を行っています。 身近なスポーツを通じて人々の環境に関する日常の行動変容を促し、地域活性化の実現を目指しています。








