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サステナブル制作現場

テレビメディアのCO₂削減勉強会

テレビメディアのCO₂削減勉強会の画像

2022年より国連とメディアによる共同キャンペーン「1.5℃の約束」の取組として、民放キー局と NHKによる6局連動番組を制作しています。このテレビ局の垣根を超えた場をさらに発展させ、テレビ番組やコンテンツ制作におけるCO₂の見える化と削減を進めるにはどういう課題があるのか、世界の潮流や日本の現状を共有し、互いに学び合う勉強会がスタートしています。それが「テレビメディアのCO₂削減勉強会 」です。

欧州や北米で進むサステナブル・プロダクション
日本の制作現場での取り組みの共有

第1回の勉強会は2023年7月に行われ、欧米の放送事業者の取り組みに関する報告や、テレビメディアのCO₂削減への取り組みに関する現状の共有や、課題の洗い出しが行われました。
続く2023年11月の第2回勉強会では、TBSの脱炭素施策として、帯番組のペーパーレス化に関する報告がありました。実施前に対し64%もの紙削減実績も報告され具体的な取り組みや苦労が語られ、活発な意見交換が行われました。
2024年3月の第3回勉強会ではNHKとNHKグループがカナダのトロントで行ったサステナブルプロダクション視察・研修の報告がなされたほか、フジテレビからは番組制作におけるCO₂削減とネットゼロに向けた取り組みが参加者に共有されました。

コンテンツ制作での脱炭素を実現するには、業界共通の課題に対し、組織の垣根を超えて取り組むことが求められています。また、新たな手法を導入する際の障害や対応策を共有することで、業界としてスピード感をもって推進することも可能になります。これまでにない新たな連携が始まっています。

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