紙を削減できるようなワークスタイルへの変革を推進

NHKエンタープライズには、「紙使用量削減×DX推進」のワーキンググループがあり、複合機カウントの実績比較分析などデータを可視化しながら、「紙」の削減につながる、業務改善を模索しています。目標を掲げるだけでは、紙の使用量を減らすことはできません。デジタルツールを活用するなど、紙が不要な働き方に変革してこそ、紙の使用量削減につながります。

「紙使用量削減×DX推進」のワーキンググループで
業務改善や社内コミュニケーションの変革に着手

「紙使用量削減×DX推進」のワーキンググループでは、「紙」を使っていた業務のやり方を見直すとともに、Teamsなどのデジタルコミュニケーションツールや、iPadといったタブレット端末の利用を促すことで、DXを目指しています。 制作現場での紙の大量消費につながる、番組台本やイベント実施要領のデジタル化についても取り組み事例が徐々に増えています。また、従来紙でおこなっていたアンケートをどのようにウェブに移行するかについても検討されています。

そのほか、「紙使用量削減×DX推進」のワーキンググループには紙の削減以外のSDGsの取り組みについて、報告が届いています。たとえば、空調の温度設定に注視し、消費電力の削減やCO₂排出量の削減に貢献している部署、あるいは個人用ゴミ箱を減らすことでゴミ分別が楽になったという成功事例もあります。