民放6局との連動スペシャル番組を制作 国連SDGsキャンペーン「1.5℃の約束」に参加
2018年9月に国連と31社の報道機関およびエンターテインメント企業が、SDGsの認知向上を目的に協力推進の枠組みを立ち上げました。それが「SDGメディア・コンパクト」です。NHKエンタープライズもこの活動に賛同し、NHK、NHK エデュケーショナル、NHKグローバルメディアサービスとともに、加盟しています。
そんな「SDGメディア・コンパクト」に加盟する日本のメディア有志と国連広報センターが2022年から始めたキャンペーンが「1.5℃の約束 ー いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」キャンペーンです。2022年には146、2023年には156、2024年には165のメディア・団体が参加し、どうして世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて、1.5℃に抑えなければならないのか、メディアの情報発信を通じて、理解の促進をおこないました。
危機を乗り越えるための解決策やメディア自身の削減対策を紹介
3年目となる今年は、9月29日にNHK民放6局連動環境スペシャル番組を放送するとともに、この国連キャンペーンが8月から新たに行うSNSムーブメント『何もしないともっと暑くなる』に参加します。このSNSムーブメントは連日、厳しい暑さが続く中で、国連が世界で気候危機を解決するために推進している「個人でできる10の行動」を、より多くの人に広めることを目的にしています。X(旧ツイッター)やFacebook、Instagram、YouTube、TikTokといったSNS上に「#何もしないともっと暑くなる」「#1.5℃の約束」の2つのハッシュタグをつけて投稿するというもので、誰でも自由に参加することができます。
2つのハッシュタグが付いた投稿の中で、ユニークで注目すべきものは、9月29日(日)にNHK総合テレビで放送予定のNHK民放6局連動の環境スペシャル番組で、一部を紹介させていただく予定になっています。NHKと民放キー局が、国連のSNSムーブメントを応援することで、多くの人が気候危機について自分ごととして関心を持ち、楽しみながら、アクションの輪が広がっていくことが期待されています。
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