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正解がない時代の新しい学びのかたち 小学生のためのロボコン

正解がない時代の新しい学びのかたち 小学生のためのロボコンの画像

小学校でプログラミングが必修化され、一人が一台の学習端末を携帯するなど、子どもたちを取り巻く学びの環境は大きく変化しています。また、VUCAという言葉も生まれるほど、先行きが不透明で将来の予測が困難な時代です。従来の方法論や成功体験が通じないと言われることもあります。そんななかNHKエンタープライズでは、小学生たちに「自ら課題を見つける力」「仲間と協力して課題に取り組む力」「正解がない時代を生き抜く力」を身に付けてもらいたいと、“ロボットのコンテスト”としてスタートした「ロボコン」を進化させた「小学生ロボコン」を開催しています。

何のためにロボットをつくるのか?
目的に応じた最先端技術が学べる場

NHKエンタープライズが1988年にスタートさせたロボットによるアイデア対決コンテスト「ロボコン」プロジェクトは、高等専門学校や大学、世界へとその輪が広がっていきました。そして、より若い世代のためのロボコンとして、ロボコンチームが考案したのが、「小学生ロボコン」です。アイディアや技術だけでなく、「自ら課題を見つける力」「仲間と協力して課題に取り組む力」「正解がない時代を生き抜く力」を身に付けることが重視されています。

そのため各地の予選会を勝ち抜いた小学生による「小学生ロボコン」の全国大会を開催するだけではなく、小学生向けのロボットづくりワークショップや、サステナブルな取り組みの体験を通じて自然との触れ合いから、社会課題を自分ごととして考える教育プログラム「小学生ロボコンキャンプ」なども実施しています。ロボットづくりは手段であって、目的ではありません。何のためにロボットをつくるのか? 「体が不自由なおばあちゃんの役に立ちたい」「環境問題や社会課題を解決したい」「目の前の誰かを笑顔にしたい」など、ワークショップではその目的を達成するために必要なプログラミング、AIやディープラーニングといった最先端技術を、体験しながら学べるプログラムを提供しています。

小学生ロボコン

ロボづくりワークショップの様子

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